親になると一度は思いませんか??
子供と富士山に登ってみたい・・・
色々ネットで調べてみると、日本人で富士山に登るのは人口の1~2%くらいなそうです。
今回、僕は6歳の息子(小学校1年生)と富士登山を計画し見事に登頂する事が出来ました。
6歳の子供を富士登山に連れて行くなんて危険だ!
なんて両親にも怒られましたが、しっかりとした計画や準備を行っていれば結構なんなく登れちゃいます。
と言うことで、富士山に登る事になったきっかけから登山までの記録と思い出を記事にしました!
題して「初めての富士山登山!子供は何歳から登れる?6歳息子に見せたい景色」
これから富士山に子供と登りたいなって思ってたり、子供は何歳から富士山に登れるのかな?
なんて思っている人の参考になれば幸いです。
大分長い記事になってしまいましたが、お付き合い宜しくお願いします♪
富士山に子供と登ろうと思った理由
まず、子供が出来たときに購入したマンションなんですが富士山が凄くキレイに見えるんです。

毎朝この富士山を眺めるといつかは登ってやるぞ!とモチベーションが上がります。

このシルエットがたまらなく好き。
あんまり周りにビルやマンションは建っていない地域なのでロケーションは最高です♪
こんな景色を毎日眺めていると、僕も子供も富士山がすごく身近な存在になってきます。
6才の子供が言葉を覚え始めたてからも

ふじさんおはよー
なんて言って毎日一緒にベランダから眺めていました。
小学生に上がったら登れるかな?はやく小学生になんないかな~と思いながらとうとう小学生に・・・
なぜ、小学生になったら登れるかな?と思ったかというと僕自身が小学2年生で富士山登山を経験したことがあるからなんです。
父親がボーイスカウトをやっていた事もあり、アウトドアや登山は身近に過ごしてきました。
そんな父に連れられて僕も小学生の時、富士山に登りました。
確か八合目で嘔吐して、酸素ボンベ吸いまくってかなりしんどかった記憶があります笑
.
僕が登るスピードが遅すぎて、頂上での御来光に間に合わなかったのも覚えてます。
下山の時、友達の靴が破けてガムテープでぐるぐる巻きにした事も覚えてます。
キツかった事だけではありません。
- 頂上からの景色。
- 御来光
あとは父親の背中だったり、頼りがい?だったり
お父さんと一緒に富士山の頂上まで行った
っていう記憶はすごく大切な宝物でした。

写真撮るのが下手な父親です・・・

御来光前、一番キツかったときだと思います。確か深夜2時過ぎから八合目を出発したのかな?

ライオンズの帽子に時代を感じますね・・・笑
俺が小学2年生で登れたんだから俺の息子は1年生で登れるはずだ!
なぜか息子には自分を超えて欲しい的な思いもありました。
そして迎えた小学1年生の夏休み。

富士山登りたい!
そうか!登りたいか~!とかなんとか冗談で最初は言ってたんですが、ある用件で嫁のお父さんに電話する機会がありまして
「お父さん、今度息子と富士山登る計画あるんですけど一緒にどうですか?」
と、半分冗談で言ったところ
お母さんと真剣に会議を行ったらしく数日後に行くと返事が・・・
はい!
僕は後戻り出来なくなりました。
ちなみに富士山の高さってどのくらいか知っていますか?
富士山の高さについて、登る前に調べてみました
関連記事富士山の頂上や五合目の高さは?大きさの秘密・教えます♪
富士山登山の計画を立てる編
さて、後戻り出来なくなった僕の富士山計画ですがまず何から決めようかな?と思いました。
登山日程
最初に決めたのは日程。
土日は頂上まで渋滞が出来るほどの混雑が予想されるのが富士山です。今回は8月後半の平日にトライしました。
そして、子供の体力などを踏まえて二泊三日での登山予定に決めました。
一般的には朝出発して午前中に五合目に着き登りはじめて、夕方に八合目。
夜中まで仮眠を取り2~3時に八合目を出発して頂上で御来光。
午前中に下山してお昼頃五合目に帰って来るっていうのが大体の流れだと思います。
ほとんどのツアーがそういった行程だし、僕も前回登ったときはこの流れでした。
しかし、今回は小学1年(6才)の息子と嫁の両親(60代2名)僕以外は全員初富士山なのでかなり心配はしていた様子。
特に心配だったのはやっぱり「高山病」
ここの部分の心配や危険を回避するにはやっぱり標高に慣れるしかないなと思いました。
なので初日は五合目で一泊する事にしました。
夕方五合目に到着⇒宿泊⇒翌日午前中に登山開始⇒八合目の上の方で宿泊⇒朝方出発⇒頂上⇒お昼までに下山
高山病はやっぱり標高への慣れが一番必要です。
五合目でもすでに標高は2400メートル。どのサイトを見ても、最低でも登山前に五合目で1~2時間は休んで
標高に慣れましょうって書いてあります。

それだったら、前日から慣れとこう!!
ついでに五合目観光も先にしておこうって思いました。
と言うことで、計画は二泊三日。
僕も小学生以来登って無いし、道もわからない。
つまりは初心者4人ってわけなので最初はツアーを予定していました。
調べると、子供連れツアーだったり少数ツアーだったり家族向けツアーだったりいろんな企画がありましたが、どれも一泊二日。
いろんなところに問合せましたが、二泊三日のツアーを取り扱っているところは見つかりませんでした。
ツアーで団体行動の方が安全か?
でも子供小さいし、途中で無理と判断されたら引き返すって書いてあるし・・・
登るスピード遅すぎたら他の人に迷惑かけちゃうし、
.

かなり悩みましたね・・・
僕の勝手な一存で危険に巻き込んでしまったら大変だって思いましたから・・・
でもやっぱりツアーで行くと、かなり時間に制限がある。
帰りのバスの時刻もあるし、果たしてその制限時間内で行動出来るのか?
その時間に無理に合わせたら高山病になりやすくなっちゃうんじゃ無いのか?
それだったら、僕がもっとしっかり知識を身につけてルートとかも完全に把握して山小屋も予約してゆっくり登った方が安全なんじゃないか?
富士山登山者は何万人もいるんだし、各山小屋にもスペシャリストは必ずいる。
富士山登山の間に、周りに誰もいないっていう時は無いはず。
子供や僕に何かあったときは助けは求められるはず。
だったら一番優先しなきゃいけないのはやっぱり登りやすさ。
どれだけ標高に慣れて、どれだけ自分達のペースで登れるか!!
やっぱり、ツアーはやめよう。
と言うことで、個人プランで行くことに決定しました。
ちなみに登ってる時に思いましたが、登山途中、かなりのツアーグループに遭遇しました。
やっぱり子供連れの僕たちよりも登山スピードは速く、小学1年生の6歳ではついて行くのがやっとって感じ。
途中で元気があったときはツアーの最後尾に紛れて登っていたので、ツアー気分も味わえました(笑)
.
山小屋予約
ツアーで行くなら予約は一回で済みますが、個人で行くとなるとちょっとだけ面倒くさいです。
- 行きのの高速バス予約
- 五合目の宿泊予約
- 八合目の宿泊予約
- 帰りの高速バス予約
- レンタル品の予約
このうち、帰りは時間が読めなかったので予約はしませんでした。
お昼頃に下山できればどうにかなるだろうって思ってました。
問題は宿泊の予約と行きのバスの予約が噛み合うか?って事です。
でも平日を予定していた事や、出発が午後だったこともありそこもスムーズにクリア出来ました♪
予約中に調べてみると、土日の宿泊予約や朝一のバスは結構早めに埋まってしまいます。
やっぱり平日宿泊、五合目到着を夕方っていう設定にしたのが良かったですね~
今回予約したのはコチラ
- 行きのバス⇒富士急行バス
- 五合目宿泊⇒富士みはらし
- 八合目宿泊⇒本八合目トモエ館
- レンタル⇒LaMont
LaMontでは靴とレインウェアトレッキングポールをレンタルしました。
受け渡し・返却が五合目の「富士みはらし」で出来ると言うことで確実に安心して予約する事が出来ましたね♪
本八合目トモエ館を選んだ理由としては、なるべく頂上に近いところ、設備が整っているところっていう基準がありました。
トモエ館より上に御来光館っていう山小屋もありましたが、さすがにそこは予約は満室。
どうやらツアーのお客さんですぐにいっぱいになっちゃう様子でした。
トモエ館は廊下にコンセントもあり、携帯を充電出来るのも選んだ理由です。
.
行程表を作ってみる
予約も全て取れたので、行程表を作ってみました。
旅行のしおりみたいなものですね♪

いろいろ探してみたけど、
携帯でみんなで共有出来て編集も出来る、「行程さん」というサービスを使いましたがコレがなかなか良かったですね♪
今後の旅行でも使ってみようと思います。
このサービスの良いところは、登録不要・インストールやダウンロードも不要。
すぐに作成出来て、いろんな端末で見れるところですね!オススメです♪
しかし、無料と言うだけあって3ヶ月経つとデータは消えてしまう模様・・・
この記事を書いている現在はNOT FOUNDになってしまっていました涙
次回また記事にしたいと思います。
持ち物・レンタルなどの調整
大人になってからはほぼ初めての登山です。
高尾山(東京)や御嶽山(東京)は家族で行った事はありますが、富士山ともなると装備は段違いになってきます。
参考:家族で高尾山に登った時の記事⇒赤ちゃん連れで高尾山!ベビーカーor抱っこ紐?コースは?0歳双子と登山!
本当はトレッキングシューズやレインウェアも買いたかったんですが、安物買って失敗したく無かったので、今回はレンタルにしました。
他、装備品や持ち物・服装はコチラの記事で記載しているので参考までに見て下さいね♪
関連記事【富士山登山】初心者や子供の持ち物一覧|服装はユニクロでも大丈夫?
登り終わった感想を言うと、服装に限っては防寒・防水対策さえしっかりしていればなんとかなります。
僕の小学生登山時の服装なんか、もろそうですよね。今ではGパンはNGといろんなところに書いてありました笑
あとは、酸素ボンベは高濃度の方が良いとか小物の事も書いてます。
富士山登山の装備レンタルで便利なのが、やっぱり五合目で受取・返却が出来るところ。
調べてみると
「富士みはらしで」受取・返却出来る⇒LaMont
「雲上閣」で受取・返却出来る⇒やまどうぐレンタル屋
登山前に衝撃の事実が・・・!
購入する物とレンタルするものを決め、準備も整ったところで当日を迎えます。
ちなみになんですが、持ち物を調節する際に実家に帰り僕が子供の頃の富士山登山の話を親から聞いてびっくりしたことが一つありました。
それはと言うと
僕が富士山に登ったのは小学2年生では無く、3年生だった・・・
あれ?現在子供は小学校1年生。しかも3月生まれで限りなく園児に近い小学生・・・
あれれれれ・・・
さすがに3年生と1年生では結構体力・体格が違ってくるな~
僕、3年生でも相当キツかったんですけど・・・

ま~しょうが無いか・・・
時すでに遅し全ての予約や準備も終わっていたため、そのことは僕の心の中にしまうことにしました。笑
.
富士山に子供と登山日記、一日目・五合目宿泊
いよいよ富士山登山当日です。
僕はこの日はまだ仕事だったので、先におばあちゃんと息子の二人で五合目に向かってもらいました。
高速バスは新宿のバスタ新宿から発車します。

観光で河口湖や富士山周辺まで良く車で行くこともありますが、高速バスって楽ちんですね~
富士登山の期間・7月8月は富士山五合目(吉田口)までの直行バスが新宿や横浜などから出てきます。(その他地域もあり)
高速バスに乗って、一眠りするとあっという間に富士山に着いちゃいます♪
新宿からなら3時間半位、僕は仕事後に乗ったので途中の日野バス停から乗りましたが2時間程で富士山に到着しちゃいました。
おばあちゃんと子供は、15時過ぎに富士五合目に到着しチェックイン。軽く観光をして、夕食を食べ21時には寝たようでした。
富士スバルライン五合目(富士みはらしは中央の建物)
僕はと言うと、仕事が終わったのが17時。
すぐに家に帰って支度をし、20時のバスに乗車です。
結構タイトなスケジュールでしたが、19時が最終のバスだったので乗り遅れる訳にはいきませんでした。
富士五合目に着いたのが22時。
この高速バスに乗って思いましたが、他の乗客は外国の観光客ばかり・・・
日本人の声は全く聞こえてきませんでした。
なんかうれしいような悲しいようなですね・・・
ま~でも外国人観光客は富士山を目当てに世界中から集まってきているので
多いのもバスを使うのも当たり前か~
なんて思いながら、若干肩身狭い感じで乗っていましたね(笑)
22時に五合目に着くと、やっぱり肌寒い・・・
さすが標高2000メートル以上の場所です。
一緒に降りた乗客の人達はすでに登る準備を始めてました。
おいおい、ちょっと富士山なめてんじゃないの??
なんて思いましたが、そこはスルーして・・・
本日の宿、「富士みはらし」に到着。

今回は吉田ルートを登山予定としていたので、
富士スバルライン五合目に宿泊しました。
夜の22時なのに、結構人がいます。
弾丸登山っていうやつですかね~
危険だからやめましょうって言われているのに、この時間から登山する人はまだまだいる様子でした。
しかも中には幼児や小学生くらいの子供までいます。
装備もバッチリの様子だったので、登山慣れしている家族だとは思いますが
正直、この時間から小さい子供に登山をさせるのは親としてどうかと思いましたね。
ま~他の家族は良いとして、
富士みはらしに到着後は僕もすぐに就寝。
翌朝は5時起きをしてとうとう登山準備に取りかかります。
.
富士山に子供と登山日記、二日目・五合目~八合目
今回宿泊の富士みはらし。
広間から個室と部屋は結構色々ありました。

2階にはレストランもあったので、朝食はここで・・・

いろんな料理に富士山の名前が付いているが、何が富士山なんだろうと思うけど、価格かな笑
五合目はすでに富士山価格ですね。おいしくいただきました。
富士みはらしでの宿泊特典で、ロッカーを使えるっていうのがありました。
お金は掛かりますが、ロッカーを使えるのはうれしいです。

予備も含めて多めに持ってきた荷物。
五合目でもう一度選別して使わなそうなものはロッカーへしまいました。
10時にLaMontのレンタル品受取が出来たので、10時まではお土産品をぶらぶら。
レストランで待機中、下山したグループに遭遇しいろいろ教えてもらいました。
こういったコミュニケーションは結構大切です♪

さて、10時に子供と登山を開始すればさすがに夕方には八合目に着くだろう!
僕の理想では、
ちょっと早く八合目に着いて、写真撮ったりご飯食べたりして18時には寝たいな~なんて思ってました。
富士山登山、富士スバルライン五合目~六合目
とうとう出発の時がやって来ました。
最初は五合目のスバルラインから六合目を目指します。

富士山五合目スバルラインから登山を開始すると最初に見える物
それはお馬さんです!
このお馬さんは五合目~六合目まで有料で乗る事が出来ます。
(でもかなり割高です・・・)
「お馬さん!行ってきま~す!!」
そんな気持ちで写真を撮りたかったのですが、
実は小一たろうはすでにお疲れ気味・・・
やっぱり雨っていうのがモチベーションを下げていたらしく
あんまりお馬さんを見てもはしゃぎきれていませんでした。
たろう
出発はもっとなんかこう晴れてるイメージだったんだよね~
気持ちはわかるけどね・・・
fromパパ
吉田口五合目~六合目は横移動になります。
登山っていうか、登山口に行くっていうイメージかな?
なので、傾斜もそんなに無いので大変ではありません。
でもちょっと長いですね・・・
しかも天候はあいにくの雨。
雨が降ると、雲が多く周りは何にも見えません。

景色が見えないというのは
まったく富士山に来た感が出ない~~~
っていうことです。
正直あんまり面白く無かったです・・・
唯一富士山にきたー!!
って感じたのがこの場所

僕ら的にはもうすでにスタートしていたつもりでしたが
この看板でもう一度スタートって気分になれました♪
ちなみに看板の後ろには木々が並んでいます。
このときは全く何も思わなかったけど、木々(森林?)草や木が見れるのは
5~6合目が最後かなって思いました。
そうこうしているうちに6合目に着いちゃいます。
.
富士山登山6合目~7合目

雨の中、6合目で小休止です!
トイレもあったのでここで利用!(200円)
fromパパ
ちなみに、6合目で周りの人たちがちょっと騒いでました。
今朝は8合目より上は雨と風が凄いって!!
頂上までは諦めたほうが良いみたいだよ・・・
これからこの雨はもっとひどくなって行くのかな?
fromパパ
すでに結構編めや霧で視界も悪く、景色も見えないし
もちろんこれから登ろうとする登山道も先が見えない・・・
そんな状況の中で、この情報はかなり不安に思えました。
どうやら8合目の山小屋から出れない人もいるとかいないとか・・・
でもとりあえず登っている人は多いので、僕たちも先に進む事にしました。
体力的にはまだまだ余裕があります。
もちろん怪我もしてないし、頭も痛くないし、ただちょっと疲れてきたな~くらい。

6合目~7合目は最初に砂利のジグザグ道を永遠と思える程登って行きます。
特に雨と霧が強く上を見上げても真白な状況だったので、
本当に気持ち的には永遠と続くジグザグ道でした。
このジグザグ道です
fromパパ
後半になるとちょっと富士山登山きたーって感じの斜面に!!
初体験の岩場には、小一たろうも大興奮!
すると、とうとうこちらも初体験の山小屋が見えてきました。
っと僕がここで、
fromパパ
と言うと
たろう
さすがにまだ早いでしょ・・・
.
富士山登山、7合目~8合目
とりあえず初山小屋で休憩。
持ってきたおにぎりやカロリーメイトをお昼ご飯として食べました。

お~クーリッシュが400円!
あとは、外国人登山客にもわかるように英語の注意書きも!
富士山って感じですね~

休憩を終え、登山再開!
岩場が続きます。

7合目日の出館。
とうとう牛丼が1000円になりました。

なんかだんだん雲が薄くなってきたかな?
なんて思っていたら・・・

あれっ!?
さっきまでの雨や霧がウソのように・・・

雲の上はめっちゃ天気になってました!

登る行き先が見えるとがぜんやる気も上がってきます!
6合目の不安な情報は何だったんだろう??っていうくらいの天気の良さでした。
さすが富士山。
時間帯や雲の動きなどによって天気はころころ変わるみたい!
って事は結局油断は禁物ですが、とりあえず晴れて良かった~

天気も良くなり、写真も撮りがいがあります。
まず驚いたのが、登山道から見える斜面!
実際はこんな急な斜面なんだ!

雲の中を登ったり、雲を突き抜けたり!
いったいどこまで雲はあるのだろうって感じ!
6歳子供も疲れてはいるが、まだまだ平気みたい。
あくまでもペースは子供に合わせてを意識しての登山だったので、時間は掛かりますが体力の消耗はそんなに激しくは無かったです。

岩場で休憩♪
大分疲れが溜まってきたけど、景色も楽しめて気分は高揚しています!

大分登ってきたな~
もう8合目かな~まだまだなのかな~
なんて思いながら登っていました。

お~!
やっと八合目に来たっていう証拠写真が撮れた!!

ツアー客の列です。
こういった列にバンバン抜かされながらも着々と登って行けました!
ツアー客の人達でも何人かはすでに高山病の人がいました。
最後尾にガイドの人とペースを下げてゆっくり登っていましたが
丁度うちの子供と同じくらいのペースだったのでしばらく一緒に歩くことに。
そうするとなんか聞こえて来ました。
「すいません。すいません。頭痛いです。実は昨日寝ていないんです」
こうなっちゃうんだな~
fromパパ
女性の方のようでしたが、さすがに僕もこの人なめてるな~って思っちゃいました。

本日の宿、トモエ館に到着です♪
6才子供のたろうもさすがに疲れたご様子・・・
このときは、ちょっともうろうとしていました。
8合目まで登ってくると、あからさまに気圧の変化が感じ取れます。

ポテトチップスの袋はパンパンに!

カロリーメイトさえもパンパンに!

8合目の夜は風も強くて寒かったけど、景色は夜景さえも絶景!
遠くに見えるのは東京ですね♪

トモエ館で頂いた夕食はハンバーグカレー
6才息子はご飯食べたらすぐに寝ちゃいました。
7合目~8合目は結構道のりが長いです。
特に8合目は登っても登っても8合目でなかなか宿にたどり着かない。
さすがに疲れた~って思いました。
でも、登山道には岩場も多く自分の進む道を考えながら登れるので
結構楽しく登れます。
また、子供のペースに完全に合わせて登ったので大人も高山病にはかかりませんでした。
多分僕の場合、友達とか大人だけで登ってたら1.5倍くらいのペースアップで登っちゃいそうなので・・・笑
子供と富士山登山のメリットはこんなところもあるのかな~なんて思いながら1日目の夜は過ごしました。
一応翌朝は3時起き予定。
さて日の出は見れるのか??
.
富士山登山日記三日目・八合目~頂上へ!
6歳子供と初めての富士登山も3日目を迎えます。
3日目もスタートは八合目トモエ館。
朝3時起きの予定も子供は全く起きず、パパだけ起きて外の様子を見に行きましたが、とにかく風が強い!
御来光を頂上で眺めようと出発の準備をしている人達が大勢いましたが、風が強く雲がもはや雨のようになってました。
fromパパ
そう思ったので、もう一度部屋に戻って仮眠。
あっ!ちなみに部屋は8人くらいの相部屋になっていて、お隣さんとの距離はほぼ0㎝。
かなり窮屈な感じでしたがそれも富士山の醍醐味です。
朝5時を過ぎて、ようやく子供も起きて来ました。
良し!外に見に行こう!
眠い目をこすりながら今回は八合目で御来光を眺めます。

5時を過ぎると、さっきまでの天気はウソのように穏やかに・・・
風は少しあるものの、雨っぽさも無く見晴らしがとても良かったです。

そろそろ御来光かな~
富士山の御来光はやっぱり特別な気持ちになります。
八合目からでも全然きれいに見えるし、多分頂上はもっと風も強く過酷な天気になっていそう。
子供と富士山に登るのなら、御来光は八合目で十分です。
八合目からの景色では、御来光の他にも影富士などもきれいに見えました。
影富士と御来光は別記事にしてあるので、こちらをご覧下さい♪
関連記事富士山八合目からの景色!御来光や影富士も山小屋できれいに見えます♪
まさに絶景の御来光を眺めたら、トモエ館で朝食を頂いて出発です!

朝食のお弁当。
持って行きますか?ここで食べてきますか?
もちろん即答で食べていきました笑

ご飯を食べ終わると、外はすっかりお天気に!
太陽が近くてかなりまぶしく、雲も少しずつ引いてきました。

八合目を出発前。
なんだか、頂上まで近そうだぞ!!

景色はひたすらこんな感じです。

九合目の御来光館に到着。
さすがにしんどい・・・
このとき子供に聞いてみたんですけど
fromパパ
たろう
何それ?
どこも痛くないけど?
子供って良いですよね~

だから景色は大体こんな感じ笑

さあ!もうそろそろ頂上かな?
なんて時に、子供に限界が来ました。
たろう
疲れた
疲れた
休憩したい・・・
頭が痛いとか、気持ち悪いとかは無いみたい。
ただ単に疲れが溜まってきた様子。
良し!じゃあ100歩あるいたら休憩しよっか!
子供と一緒に
1っぽ・2ほ・3ほ・4ほ・・・・・・
ゆっくり100を数えながら、時々ごまかして100で休憩。
もちろん、他の登山客にはバンバン抜かされていきました。
でも、うちの子供は偉い!
ちゃんと自分で歩いて頑張っています。
他にも何組か子供連れでの登山客はいましたが
結構しんどそうな子達もいました。
もう、立ち上がれなくて寝ちゃっている子なんかも・・・
それに比べたら、かなり頑張っていると思います。

今までの写真を見るとわかりますが、
もうほとんど緑は写っていないです。
それだけ酸素が薄いってことなんでしょうかね?

鳥居がも見えて来ました!
やった~頂上もうすぐかな?って思ったら、若干のフェイク。
結構まだまだありそうです。

みんなこうやってるのか~

とりあえずやっときました。

キツい!しんどい!
ちょっとかわいそうなくらいしんどそう・・・
はやく頂上に着いてくれー

もう足を上げる力も弱くなってきました。
さすがにここに来て岩場はしんどいよね。

最後の休憩です。
雲があんなに下にあるんだ・・・
どんだけ高いんだよここは・・・
さすがにしんどい様子の小一たろう。
気を紛らわす為にも
雲があんなに下だよ~
fromパパ
たろう
fromパパ
たろう
fromパパ
たろう
もう、一刻も早く頂上に着いて終わらせたい様子・・・
ちなみにこのときもずっと100歩作戦でゆっくり登りました。
最後の鳥居を過ぎると、もう頂上です!
吉田口から頂上に着くと、めっちゃ嬉しいけどちょっとげんなりしてしまいます。
その理由は・・・
お鉢巡りして反対側まで行かないと、本当の富士山のてっぺん。
3776メートル
地点に到達出来ない・・・
富士山登山記事。頂上編はお鉢巡りと3776到達。
僕は、子供に富士山の頂上で伝えたい事があったのですが
そんな事も踏まえて別記事で用意しています♪
良かったら見て下さいね!
⇒富士山の頂上からの景色は最高!山頂でおはち巡りした時の画像集(吉田ルート)
6歳子供と富士山へ初登山のまとめ
最後までご覧頂いてありがとうございます。
なんかするすると登ってきちゃった感じに仕上がっていますけど、
実際にこんな感じで登ってました。
富士山はハードルが高い!って思ってる人は多いと思いますが、以外と登れるものです。
た・だ・し
油断は禁物。
しっかりとした準備や体調管理。行動予定なんかをバチバチに組んだらの話だと思います。
記事中にも出て来ましたが、
ツアー客の人で、登山前日寝て無いとかは本当にあり得ない!!!
もしかしたら、ツアーだしガイド付くしってちょっと余裕を持っていたのかもしれませんね。
僕は、かなり慎重に準備をしたつもり(素人ながら)
だったので、いざ登ってみたら
fromパパ
って感じになれました。
まさに
備えあれば憂いなし
っていうのはこのことなんだなって思えましたね♪
ちなみに富士山には子供は何歳から登れるのか?
うちの子供よりも小さい子はたくさんいました。
もちろん元気良く登っていて、すごいな~って子もいました。
でもやっぱり5歳くらいでしたかね?
あんなに小さい子をよく登らせるな~なんて思いましたが、
それこそ準備が半端じゃないんだろうな~
この後も、山頂編、下山編と僕と子供の富士山記は続きますので
よかったらご覧下さい♪
富士山の関連記事
⇒富士山登山!初心者や子供の服装・持ち物はコレ♪ユニクロでも大丈夫?